システム構築
産業用ロボットを用いた、組立/検査、物流などの各種工程の、自動化・省力化システムの構築を行います。
ロボットの導入計画から、ハード設計、プログラム作成、ティーチング、カメラ/センサ類のキャリブレーション設定、試運転調整などを、計画~運用開始~その後の保守までトータルで対応します。
また、ロボット本体・ツール(ハンドなど)の調達も随時受付ておりますので、ご相談ください。
産業用ロボットは、FANUC、不二越(NACHI)、三菱(MELFA)など国内メーカ品を取扱ます。
組立・検査
ロボットを用いて、製品の組立・検査を行います。
組立は部品の取出・組込/ネジ締めなどを自動化します。
検査は、部品有無、色認識、文字認識、寸法測定、外観形状などを専用センサ(カメラ他)で行い自動化します。
また、位置決めカメラなどを追加すると、治具レスでの段取り替えが可能となり、将来的に品種が増え場合などのシステム変更に柔軟に対応します。
供給/取出(ローダ/アンローダ)
汎用工作機械などへの加工前のワークの供給、加工後のワークの取出を自動化します。
ロボットの得意な高精度の繰返し作業による品質向上、オペレータの単純作業の軽減による生産性向上、人手不足の解消などが期待できます。
バリ取り
ロボットのハンド部に力センサと、バリ取りツールを取付けることにより、加工ワークのバリ取り作業を自動化します。
ロボットの高精度の繰返し作業による生産性の向上が図れます。
また、カメラ装置を追加することにより、バリ取り後の目視検査の自動化も可能となります。
バラ積ピッキング
コンテナなどにバラ積されたワークを、ワーク個々に3Dカメラで認識し、一つ一つバラ積まれた状況に合わせ、ハンドを調整し取出します。
予めワークを整列させるなどの作業が不要となり生産性の向上が図れます。
段積整列・段バラシ(パレタイジング)
物流系の搬送ラインから流れてくるワークを、一つ一つピックアップし、所定の場所(搬送パレット上など)に段積整列します。
整列されたワークは、人手が介在しないまま次の工程に流すことが可能となり生産性の向上が図れます。
また、段積されたワークを一つ一つ取出し、所定の場所(コンベア上など)に移載します。
協働ロボット
力センサとエリアセンサを有することで安全柵を必要としないため、人とロボットが一緒に作業することが可能となります。協働作業は、状況に応じて判断が必要となる作業を人間が行い、重量物の運搬をロボットに任せるなどの作業の分担が行えます。
人が行うべき作業、ロボットが得意とする作業(単純作業、重量物の移動など)を分担化することで生産性の向上が図れます。